ゼッチ住宅の建築・購入前に知っておくべき事

最終更新日 2024年4月2日

「ゼッチ住宅の建築を考えている」
「ゼッチ住宅のメリットやデメリットが知りたい」
「エスコシステムズさんにゼッチ住宅の相談をする予定」

最近はゼッチ住宅の建築や購入を考える人が多くなっていますが、他のタイプのマイホームと同じく、気をつけておくべきポイントを知らないまま契約すると後悔する可能性があります。
想像していた家が手に入れられなかったなどの問題を経験しないようにするためには、事前に知っておくべき事を把握しておくべきです。
後悔しないためにチェックしておくべきポイントを確認しておきましょう。

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1 ゼッチ住宅で後悔しないためにチェックしておくべきポイント
2 まとめ

ゼッチ住宅で後悔しないためにチェックしておくべきポイント

光熱費が一切不要になるわけではない

まず、光熱費が一切不要になるわけではない点に注意しておく必要があります。
光熱費の負担を軽減出来るところが1つの魅力ですが、全ての光熱費の支払いが不要になるわけではないですし、どれほど負担が軽減されるかは住宅の内容によって差があるでしょう。
ゼッチ住宅は家庭で使うエネルギー量と創り出すエネルギー量が最低でも釣り合うように設計されるため、光熱費が発生しないと勘違いする人もいます。
けれども、光熱費は電気代だけではないので、水道代などは変わらず発生する事になるでしょう。
電気代に関しても払わなくて良いケースはほとんどなく、必要に応じて電力会社で提供される電気を使って生活する事になります。
自宅で発電する事は可能ですが、毎日全ての時間帯で発電した電力が使えるとは限らないので、部分的に電気を買わなければならないと理解しておきましょう。
売電による利益などはあるものの、電気代を含む光熱費が一切なくなるケースはほとんどないため、正しく覚えておくべきです。
大規模な発電装置や蓄電システムを搭載すれば売電益で黒字化を目指す事も出来ますが、必ずしもそうなるわけではないので注意が必要だと言えます。

マイホームの予定表

ZEH仕様の戸建てと賃貸住宅では光熱費はどれくらい変わったのかを比較検証

~~https://planning-myhome.com/compare-with-zeh-and-rentalhouse-for-electric-bill/~~

ZEH仕様の戸建てに入居して4ヶ月が経過しました。12月入居で真冬の寒さの厳しい時期は超えて少しずつ暖かくなってきましたが、ZEH仕様戸建てと賃貸住宅の光熱費の傾向も見えてきました。以前住んでいた賃貸は冬場はとにかく冷えやすく、お風呂は極寒でお風呂上がりのポカポカ感を感じられることはほとんどありませんでした。一方、ZEH仕様の戸建てに移ってからは暖房の効きが抜群で部屋の中で凍えるようなことはありませんでした。そこで今回はZEH仕様の戸建てと賃貸住宅で光熱費はどれくらい変わったのかを比較してみます。ZEH仕様に...

日々新しい設備やシステム、技術が誕生している

日々新しい設備やシステム、技術が誕生している事にも要注意です。
お得な価格でゼッチ住宅の建築や購入が実現出来るケースもありますが、その場合は最新の設備や技術が使われていない可能性もあります。
少し古い設備や技術が採用されている事から、値段が低めに設定されている事も少なくありません。
絶対に全ての設備や技術を新しいものにしておくべきだとは言いませんが、知らないまま契約すると入居後に後悔する恐れがあります。
他のこのタイプの住宅と比較したときに、利用出来る設備や便利なシステムが少なかったり、快適さが不十分であったりする可能性もあるので、どのレベルの設備や技術が使われているのかの確認は必須です。
以前から採用されている技術などでも素晴らしいものが多いですが、出来るだけ新しいものが良いと感じる場合はきちんと確認しておきましょう。
従来型と最新型の比較が出来るようになっているモデルハウスなどもあるので、新旧による性能などの違いが気になる場合は見学などで体験しておく事もおすすめです。

補助金が絶対に利用出来るというわけでもない

補助金が絶対に利用出来るというわけでもない事を理解しておきましょう。
ゼッチ住宅は国からも建築または購入が推奨されており、国や地方自治体などの補助金制度が利用出来るケースがあります。
しかし、期間外に契約したり建築を始めたりすると、補助金の対象とならない恐れがありますし、そもそも条件を満たしておらず補助金が出ないというケースもあるでしょう。
省エネや発電のための仕組みがあれば必ず支援が受けられるわけではなく、様々な条件に当てはまる住宅でなければ補助が出ません。
きちんと下調べを行わないまま購入を決定してしまうと、建築が始まってから、購入手続きが完了してから適用外である事に気づく可能性があります。
利用条件や実施期間などはインターネットで簡単に調べる事が可能です。
補助金を絶対に活用したいと思っているのであれば、事前に調べておく事を忘れないようにしてください。

一般的な住宅に比べメンテナンスの内容が違う

一般的な住宅と比べると、メンテナンスの内容が違う事にも注意が必要です。
家を手に入れるからには定期的なメンテナンスが必要となりますが、詳細を把握しておかないとトラブルに繋がる可能性があります。
採用する設備やシステムごとに耐用年数は違っていますし、メンテナンス費用も大きく異なるでしょう。
あらかじめどのくらいの費用がかかるのか調べておかないと、修理などが必要になったときに費用が足りずに焦る事になります。
修理にかかるお金まで考えて計画を立てる人が多いですが、一般的な住宅を参考にしてしまっては適切なタイミングで実施出来なかったり金銭的な問題が発生したりする可能性が高いです。
ゼッチ住宅ならではの事情がある事を知り、きちんと確認しておく事が重要だと言えます。

まとめ

たくさんのメリットや魅力があるため、ゼッチ住宅はおすすめの住まいの1つです。
ですが、十分な理解を持たないまま購入に踏み切って失敗してしまう人がいる事も事実だと言えます。
建築や購入で失敗したくない、後悔したくないと思うのであれば、最低限知っておくべき事をチェックしておくべきです。
見落としがちな部分をピックアップしているので、これを参考にしつつマイホーム購入について具体的な話を考えていきましょう。