オキシトシンとは

オキシトシンとは脳無いで分泌されるホルモンの一つで、筋肉の収縮をサポートしたり神経伝達物質として中枢神経で作用したりしています。

出産の時に子宮を収縮させたり母乳を出したりするのもこのホルモンの働きによるものです。

このホルモンが分泌されると脳は幸せや安心感を得ることができます。

出産時は大きな痛みを伴いますが、脳で感じる心地良さが精神的な苦痛を減らしてくれます。

また接している相手との関係を円滑にする効果もあります。

相手に親近感を抱くことで、相手の立場になって考えることが可能です。

友人や恋愛、家族などあらゆる場面で必要とされる対人スキルに欠かせないホルモンです。

オキシトシンが不足するとコミュニケーションが上手くいかなくなり、人との会話が苦痛になりやすいです。

対人関係での苦労が積み重なると、最終的には対人恐怖症になり家に引きこもってしまう人もいます。

イライラなどの依存症を和らげる効果もあるため、不足するとアルコールやタバコでストレスを解消しようとしてしまいます。

不足する理由は、人との関わりを持たなくなることです。

現代はスマートフォンやパソコンがあれば家に引きこもっていても快適な暮らしを送ることができます。

人とのコミュニケーションもメッセージアプリで十分です。

しかし電子機器に頼った生活をしていると、人と直接コミュニケーションをとる機会が少なくなり顔を合わせて会話をしなければならなくなった時に失敗してしまう可能性が高くなります。

その失敗がストレスとなってより人との関わりを避けるようになると、さらにコミュニケーション能力が低下するという悪循環に陥ります。

営業や接客など他人を相手にする仕事に就いている人はあまり心配ありませんが、一人で仕事をする人は気づかないうちに人との関わりが希薄になっていることがあります。

プライベートを重視するあまり仕事終わりに飲みに行くことを嫌う若者は多いですが、積極的にコミュニケーションをとるという点では飲みニケーションにも重要な意味があります。

人と一緒にいる時間を増やすことが大切

家庭内でも一人暮らしの人は要注意です。

家に帰ってから誰ともコミュニケーションをとらないので、家族と同居している人よりオキシトシンが不足しやすいです。

また核家族化が進んだ現代では、子どもが一人で留守番することも多く子どももコミュニケーションが足りていないケースがあります。

不足している人は、人と一緒にいる時間を増やすことが大切です。

家族との時間は心からリラックスし対人ストレスを感じにくいのでおすすめです。

1日のうち1回は家族全員が揃ってご飯を食べるなどのルールを作ります。

一人暮らしの場合も1週間に1回は実家に帰ってご飯を食べるなどで家族と過ごす時間を増やします。

家族がいない人は友人や恋人との時間を充実させます。

新しい趣味を見つけてそこで様々な人とコミュニケーションをとるのも効果的です。

人間関係の輪が広がれば孤独も感じにくくなります。

親しい人とのハグやキスも効果があると言われています。

見つめ合うことでも分泌されるため、片思いであっても恋愛をしている人は補いやすいです。

恋愛と縁遠い人は猫や犬などのペットを愛でるという方法があります。
小さくて愛らしい物を見たり撫でたりするのが良いです。

ペットがいれば一人暮らしでも家でハグなどのコミュニケーションをとる相手ができます。

対人恐怖症になってしまった場合もペットとのつながりを通して症状を緩和させれば、社会復帰を早めることも可能です。

最近では自閉症スペクトラムの治療にも使えるのではないかと研究が進められています。

自閉症スペクトラムは原因

自閉症スペクトラムは原因ははっきりしていませんが、生まれつき脳機能に障害があり他者とのコミュニケーションに問題が生じていると考えられています。

東京大学医学部付属病院では、自閉症スペクトラムと診断された40名の成人男性にオキシトシン天鼻スプレーを投与したところ、内側前頭前野の活動が活発になり相手の表情などから友好関係の度合いを判断する能力が高まったと報告しています。

これは世界初の発見で、現在は治療できる段階ではありませんが今後に期待されています。

ただし子宮を収縮させる効果があることから、治験でも成人男性にしか使えません。

コミュニケーション能力を上げるためには使われていませんが、陣痛促進剤として合成オキシトシンは世界中で使われています。

これは子宮の収縮を促進する作用を利用したもので、出産時期が大幅に遅れるのを防ぎます。

しかし投与された母親は脳内で分泌させる力が弱くなったり受容体の感受性が鈍くなって作用しにくくなったりするという見方もあり、出産時期が遅れていても陣痛促進剤を使わない医師もいます。

陣痛促進剤を使って分娩を行うと母乳育児が難しくなるケースもあります。

外から補うと問題も生じるため、妊婦は日頃の生活に気をつけて脳内で分泌できるように努力します。

 

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